「給料が少なくて副業を始めようと考えているけど、バレたらどうなるんだろう…」と疑問に思っている若手サラリーマンも多いのではないでしょうか?隠れて副業をしていることが会社にバレた場合、思わぬトラブルになることも。今回は、副業がバレる理由と、そのリスクについて解説します。副業を考えている人、既に始めている人も、しっかりリスクを把握しておきましょう!
副業がバレる4つの理由
副業がバレる原因は意外と身近なところに潜んでいます。どんな理由でバレてしまうのか、具体的に見ていきましょう。
- 業務時間中に副業をしている
一番多いのが、本業の勤務時間中に副業をしているパターンです。会社で副業関連の作業をしていたり、テレワークでも仕事の進捗が悪くなると「何かやってるんじゃない?」と疑われる原因になります。副業に時間を取られて本業が疎かになれば、周囲の目はさらに厳しくなります。 - うっかり誰かに話してしまう
「ちょっとだけ儲かってるんだ」と、ついつい副業のことを誰かに話してしまうケースも。飲み会などで話が盛り上がってしまい、同僚にうっかり話してしまうこともあります。特に辞めた同僚なら大丈夫と思い話した内容が、伝わってしまうケースが多いです。 - SNSで副業のアピール
SNSで副業をアピールしていると、同僚や上司に見られるリスクがあります。「このアカウントは自分だとバレない」と思っていても、行動が一致して推測されたりPC画面を共有した際にバレていることはよくあります。 - 住民税の増加
副業の収入を確定申告することで、住民税が増えます。本業の収入だけでは説明できない税額の増加をきっかけに、会社に副業がバレることもあります。会社にバレたくないからという理由で確定申告を怠ると、それはそれで別のトラブルになるため注意しましょう。
いづれかの項目で怪しまれたら、すぐに身を引くこともリスク対策となります。
隠れて副業をやるリスク
隠れて副業をしていると、バレたときに大きなリスクが伴います。以下のような影響が考えられます。
- 本業への悪影響
副業に時間やエネルギーを割いてしまうことで、本業に支障をきたすことがあります。企業が副業を禁止する理由は労働過多による不調を防ぐというのも1つの理由です。 - キャリアの停滞
本業の成果が減少することで、昇進や昇給の機会を逃す可能性があります。長期的なキャリアにおいて、上司や同僚の信頼を失うことによるマイナスの影響が出ることは避けられません。 - 懲戒処分のリスク
企業が副業を禁止する理由は明確です。労働時間の管理だけでなく、利益相反や競合他社への協力などのコンプライアンス違反を防ぐためでもあります。規則に従わなかった場合、懲戒処分が重くなることもあるため、慎重に対応する必要があります。
まとめ
副業は魅力的な収入源となり得ますが、バレるリスクが非常に高く、発覚した際の代償は大きいです。
もし副業が禁止されている企業で働いているなら、リスクとリターンをしっかりと考え直すことが重要です。それでも副業をやりたい場合は、リスクを承知の上で、副業を進めるかどうかを慎重に判断してください。